

当社の創業の原点は、明治時代に創業者の故金子與佐(ともすけ)が「電気で相双地域の人々の暮らしを豊かにしたい」という思いから起こした水力発電事業でした。それから長い年月を経て、現在では電気自動車(EV)を取り扱う自動車ディーラーとして、お客様のカーライフと地域の暮らしを豊かにすることに努めております。
電気は当社の原点であり、今の時代だからこそ、原点に立ち返り「電気の力で福島を元気にする」という使命の下、県内でのEVの普及と急速充電機の設置を進めているところです。
福島県は2011年の東日本大震災以降も地震や大雨、大雪など幾度の災害に見舞われてきました。
そのたびに生活インフラが寸断され、人々の暮らしに支障をきたしてきます。そのような中で私たちに何ができるかを考えた時、EVを被災地の非常電源として住宅や公共施設、避難所で活用してもらうことでした。EVは1回の充電でおよそ1週間ほど使用できる出力があり、その間は暖をとったり携帯電話を充電することもできます。
現在、そのような有事に備え本社敷地内に太陽光でEVに電気を蓄えるカーポートを設置しました。災害時には貯めた電気を住宅や公共施設、避難所の非常電源として活用することが可能です。
当社では震災以降、福島市や郡山市、いわき市をはじめ県内各自治体と有事にEVを提供する災害協定を締結いたしました。その数も全国でトップレベルです。
災害が多発する福島県の自動車ディーラーとしての役割を果たす。それが私たちの使命だと思っています。
近年、EVの普及率は急速に増えていますが、急速充電機の設置が追いついていないのが現状です。当社ではすでに県内各地に40機以上の設置が完了していますが、普及率全国一を目標に、さらなる設置を進めてまいります。 今後は「デンキでゲンキに!フクニチャージ」を合言葉に、EVで福島県の暮らしを豊かにすることを目指して、「いち、はやく」アクションを起こしていきたいと思います。
――本日のCM撮影の率直な感想を聞かせてください。
板橋:とっっっても楽しかったです!!!!監督の演出やダンスもがとても素敵で楽しむことができました!福島日産さんの想いを福島県の皆さまに届けることができたら嬉しいです。福島日産の社長の金子さんともたくさんお話が出来て、とっても楽しかったです!!
――特にCM撮影で大変だったことは何でしたか。
板橋:それぞれのキャラクターに合わせるダンスが難しかったのですが、試行錯誤でき、楽しかったです!
――フクニチャージという言葉の印象を聞かせてください。
板橋:福島という街に元気が充電されている印象を持ちました。なので、私のダンスで福島の皆さんに元気をチャージできるようにということを念頭にCMに取り組みました。
――福島日産では福島県の充電器普及率一位を目標にEV充電器を福島県内に設置を進めています。この取り組みについてどう思いますか。
板橋:私は福島出身なので福島でこういう取り組みをしていただけていることを大変嬉しく思います。SDGsと言われる昨今、次の世代の事を考え、しっかり行動されているのは本当に凄い事。この先も楽しみです!!
――福島にはどのくらいの頻度でいらっしゃっているのですか。福島の魅力はどこでしょうか。
板橋:3ヶ月に一度くらいの頻度で帰ってます。生まれ育った場所なので帰るとホッとします。福島の魅力は地域毎にある素敵な特色!美味しいものも美しい自然も、その土地ごとに作り出されたものなのでそこに行かなきゃ味わえない。何でも簡単に手にする事が出来る時代だからこそ、その場所に行くことの大切さを感じます。
――視聴者の方々にこのCMをどのように見て欲しいですか。
板橋:とても可愛い音楽と振り付けになっているので、親子で楽しく踊っていただきたいです!福島から日本、世界へ!楽しんでもらえますように。
1984年7月1日生まれ、福島県出身。劇団「ロロ」「さんぴん」に所属し、映画・テレビ・舞台・CMと幅広い分野で活躍。主な出演作に、NHK連続テレビ小説「なつぞら」、NHK大河ドラマ「青天を衝け」、NHK Eテレ「漂流兄妹〜理科の知識で大脱出!?〜」、映画「サマーフィルムにのって」、「マイスモールランド」、「異動辞令は音楽隊!」、オールナイトニッポン 55周年記念公演 舞台「明るい夜に出かけて」などがある。